比較で焦る日は、見てる世界が狭くなってると思います
比較で焦る日は、見てる世界が狭くなってると思います。
SNSを開いて、誰かの成果が目に入った瞬間に、胸の奥がざわつくことがあります。
自分が止まっている気がしたり、置いていかれている気がしたり。
別にその人が悪いわけじゃないのに、心だけが落ち着かない。
こういう時、僕は「比較が悪い」とは思いません。
比較は、成長の材料にもなるからです。
ただ、焦りが強い日の比較は、だいたい使い方が雑になります。
比較が、指標じゃなくて自己否定に変わってしまう。
そこから先は判断が雑になって、余計に動けなくなることが結構あります。
焦りって、スピードを上げるものじゃなくて、判断を雑にするものだと思うんです。
だから比較で焦る日は、頑張って走る前に、まず見てる世界を広げ直すほうが現実的だと思います。
比較がしんどい時って、だいたい次の3つが同時に起きています。
1. 期間が極端に短くなる
今日、今週、今月で勝負してしまう。
短期目線になると、焦りが増えます。
焦ると判断が雑になります。
雑な判断は失敗しやすい。
結果が出にくい。さらに焦る。
ループに入りやすいです。
成長には時間がかかります。
でも焦りが強い日は、その時間軸を無視してしまう。
「今すぐ結果を出さなきゃ」と思い込んで、自分を追い詰めてしまう。
そこに余裕はないし、判断も整いません。
2. 条件が見えなくなる
相手の背景、積み上げ、タイミング、環境。
見えてない部分が大きいのに、表に見える結果だけで比較してしまう。
これは公平な比較ではなく、錯覚に近いと思います。
SNSで見えるのは、相手の全体じゃなくて、相手が選んで見せた一部です。
その裏にある試行錯誤、失敗、時間、環境は見えない。
でも焦りが強い日は、そこを忘れて「自分だけが遅れている」と感じてしまいます。
3. 自分の基準が消える
何を大事にして生きたいのか。
どこに向かいたいのか。
自分の基準が薄くなると、他人のスコアが自分のスコアに見えてしまう。
ここが一番しんどいポイントです。
自分の基準がないまま誰かと比較すると、相手の成果が「正解」に見えてきます。
そして、自分がその正解から外れていると感じると、焦りが増していく。
でも本当は、その人の正解と、自分の正解は違うはずなんです。
ここからは、僕がよく使う整理を3つにまとめます。
難しいことはしません。
焦りが強い日ほど、シンプルが効きます。
ステップ1:事実と解釈を分ける
まず相手の投稿を「事実だけ」にします。
例:受注した、結果が出た、フォロワーが増えた。
ここに、解釈を乗せない。
自分はダメだ、遅れている、才能が違う。
これは解釈です。
事実と解釈が混ざると、焦りが増えます。
焦りが増えると判断が雑になります。
なので、まず分ける。
これだけで呼吸が少し戻ります。
誰かの成果を見て感じる「自分は遅れている」という気持ちは、事実じゃなくて、自分がつけた意味です。
事実は「相手が成果を出した」だけ。
それと、自分の価値は別の話です。
ステップ2:比較の相手を変える
焦りが強い日は、他人と比べるより、昨日の自分と比べたほうがいいと思います。
昨日より、選べたか。
昨日より、整えられたか。
昨日より、5分でも動けたか。
成長って、才能の証明というより、選択肢が増えることだと思うんです。
選べる範囲が増えると、自信が増えます。
自信が増えると、焦りに飲まれにくくなる。
順番はこっちです。
他人との比較は、ゴールが見えません。
相手が進めば、また焦る。
でも昨日の自分との比較は、確実に前進を確認できます。
小さくても、進んでいることがわかると、焦りは少しずつ静まっていきます。
ステップ3:今日の一歩を、完了できる形に落とす
比較で焦る日は、いきなり大きい行動に走りがちです。
でも大きい行動は、完璧さを呼びやすい。
完璧さは、心の自由を削りやすい。
だから今日は小さくていい。
僕のおすすめは、15分で完了できる一歩です。
例
・やることを1つだけ書く
・タイトルを3つ書く
・下書きを1段落だけ作る
・投稿はしないで、メモだけ残す
完了できる形に落とすと、焦りが少し静まります。
静まると、判断が整います。
判断が整うと、次の選択肢が見えてくる。
これが一番きれいに回ります。
そもそも、僕はこう思っています。
比較で焦るのは、真面目な証拠でもあります。
向上心があるから、見える。気づく。止まる。
だから、焦りを否定しなくていいと思います。
比較すること自体が悪いわけじゃないし、焦ること自体がダメなわけでもない。
それは、自分が前に進みたいと思っているからこそ起きる感情です。
その気持ちは、大切にしていいものだと思います。
ただ、焦りに任せて走ると、だいたい雑になります。
僕は、勝つより整えるほうを選びたい。
ゆるく生きたいし、平和に生きたい。
でも芯は持っていたい。
芯って、強い言葉で勝つことじゃなくて、自分の基準で選ぶことだと思うからです。
誰かと競争して勝つことより、自分の基準で選択できていることのほうが、僕にとっては大事です。
そのほうが、長く続けられるし、心の自由も保てる気がします。
今日の一歩
SNSを見て焦ったら、いったん閉じて、紙でもメモでもいいので「今日できる15分」を1つ書いて終わらせてください。
結果が出なくてもいい。
完了できたら勝ちでいいと思います。
焦りが強い日は、世界が狭くなっています。
広げ直すのは、情報を増やすことじゃなくて、自分の基準と、足元の一歩に戻ること。
僕はそれが、いちばん現実的な戻り方だと思っています。
比較で焦る日があってもいい。
ただ、その日は無理に走らなくていい。
まず見てる世界を広げ直して、小さな一歩を完了させる。
それだけで、また少しずつ前に進めるようになります。
